その他婚姻を継続しがたい重大な事由があるとき(5号)

これは包括的な条項であり、いろいろな内容が含まれてくることになります。1号〜4号に該当しない案件でも、かなり無理をして5号で離婚請求することもよくあるようです。

ア、婚姻破綻

主観
的には婚姻継続の意思が喪失していること、客観面では、婚姻共同生活を回復する見込みがないことです。

イ、DV

Vで離婚請求をするのは、割合として多いいようです。ほとんどの場合、奥様が旦那様のDVを訴えるようです。旦那様は、やっていないと否認することが多いいようです。そのために、診断書やアザ等の写真を撮っておくことが必要になります。

ウ、性格の不一致、価値観
の相違

この点、性格
や価値観の一致する夫婦はどのくらいいるのでしょうか。これだけでは、離婚原因にならないことが多いいです。

エ、宗教活動
                                                                                                                                 
誰しも信教の自由を認められているので、夫婦間でもお互いの宗教活動には寛容であるべきとされています。しかし、宗教活動も、過度になると、夫婦関係を継続することが不可能となり、離婚原因とされることがあるということです。

オ、性
的不能、性交拒否、性的異常

夫婦間の性交渉は
婚姻生活において大切なこととされておりますので、離婚原因とされています。判例では、旦那様が奥様との性交渉を拒否し、ポルノビデオを見ながら自慰行為にふけっていたとして、妻からの離婚が認められたものがあります。

カ、配偶者の親族との
不和

れは、5号の離婚理由には直ちには該当いたしません。但し、例外的に、この様な不仲を配偶者が傍観していたという事で、離婚請求が認められた判例があります。

キ、不貞に類する行為

肉体関係には至らずとも
、特定の異性と親しいというようなケースです。それにより、婚姻関係が破綻したような場合は、離婚理由になるかもしれません。

ク、4号に該当しない程度
の精神障害

これも離婚原因
になる余地はあります。しかし、相手の具体的な方策等の有無や程度を勘案して慎重に考えるべきと思います。

ケ、難病、重度の精神
障害

これは精神病ではなく
、夫婦間の意思疎通は出来るので、何ら離婚原因とならないとも思えます。しかし、それが契機となって、婚姻を継続し難い重大な事由に該当するケースがないとも言えません。判例では、脳腫瘍にかかって植物状態となった場合に、もう回復する見込みがないとされ、離婚が認められた事例があります。                                                                                                                             

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